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  [相続]の基礎知識

解説 解説編
 

Q.27(相続人がいない場合の手続について)

実は,私には,身寄りがおりません。

私の家族は両親と兄が一人おりましたが,両親も兄も既に亡くなっており,兄にも子供はおりません。

私自身も独身のままで,配偶者や子供もおりませんので,私には法律が定める相続人はいないことになります。

現在は,週3回ヘルパーの方に来てもらい,身の回りのことはやっていただいておりますし,ヘルパーの方が休みのときは,お隣の若夫婦が色々と気を使って声をかけてくれたりしてくれますので,とりあえずは不自由も無く,自分の持ち家で一人暮らしを続けています。

自宅以外には,今後,生活できるだけの預貯金や株式程度の財産は持っておりますが,私が亡くなったときには,私の財産はどのように扱われることになるのでしょうか?
 
A.27

あなたのように相続人がおられない場合には,あなたがお亡くなりになられると,遺言があれば,その内容の通りに財産を分けることになりますが,遺言が作成されていなければ,あなたの財産は相続財産法人(そのように呼ぶものだと思っていただければ結構です。)とされ,家庭裁判所で選任される相続財産管理人が,その後,あなたの財産を管理し,相続人を探して,最終的には清算を行うことになります。
手続の詳細は省略しますが,相続財産管理人によって,相続人がいないかどうか一定期間探す手続を取った上で,相続人がいることが分れば,その相続人の間で,通常の相続手続(遺産分割協議等)がなされます。

また,相続人がいないことが確定した場合には,特別縁故者(被相続人と一緒に生活をしていた者や被相続人の療養看護に努めた者等,相続人ではないものの被相続人と特別な縁故があったとされる方のことをいいます。)に対して財産分与がなされた上で,それでも財産が残っている場合には国庫に帰属する(つまり,あなたの財産は国のものになるということです。)という流れになります。
なお,あなたのご質問からは,お隣の若夫婦やヘルパーの方が特別縁故者に該当する可能性もありえますが,特別縁故者に対する財産分与については,該当するであろう方が家庭裁判所に請求をした上で認められないとできませんので,面倒な手続が必要になりますし,認められるまでには通常は最低でも1年半程度の時間がかかります。
もし,あなたが,そのお隣の若夫婦なり,世話になられたヘルパーの方等に,何らかの財産を渡したいとお考えであったり,慈善団体等に寄付されるなりすることをご希望であれば,その旨の遺言書を作成される方がよいということになります。
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