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  [後見]の基礎知識

解説 解説編
 

Q.9(後見人を辞めることができるかについて)

私は,認知症の夫の後見人として,これまで夫の財産管理をしてきました。

ただ,私も70歳を超える年齢となり,体力にも自信がなくなってきましたし,毎回の事務の記録を付けた上で,数ヶ月毎に家庭裁判所に報告書を作成するのも大変に思うようになり,これまでのように後見人としての仕事を続けることが不安になってきました。

できれば,夫の後見人を辞めて,誰か別の人にお願いしたいと思うのですが,そのようなことは可能でしょうか?
 
A.9

後見人は,本人を保護する立場の方ですので,自由に辞めることを認めてしまうと本人の保護に欠けてしまうことになってしまいます。

そのため,一旦後見人に就任した場合は,勝手に辞めることはできません。
しかしながら,ご質問のように,後見人の方がご高齢になられたり,身体が不自由になられたりして,後見人としての職務を続けることが困難になられた場合や,後見人の方が転勤等で本人と離れた場所に住まれることになる等,後見人としての職務を続けることが物理的に不可能になられた場合,というような正当な事由がある場合には,家庭裁判所に後見人辞任許可の申立てをして,家庭裁判所の許可を受ければ辞任することができます。

なお,あなたが後見人を辞任された場合には,ご主人のために別の後見人を選任してもらう必要がありますので,辞任の許可を申し立てられる際には,新たな後見人選任の申立てをしてもらうことになります。

具体的な手続の流れは家庭裁判所で確認してもらうか,別にお問合せ下さい。
又,後見人自らが辞任をしない場合であっても,後見人が不正な行為をしたり,後見事務の報告を怠ったりして,後見人として不適当であると認められる事由がある場合には,家庭裁判所は申立てか職権で後見人を解任することができますので,そのような場合にも,別の後見人を選任してもらわなければならなくなります。

あなたの場合にも,実際に後見事務ができなくなって報告等ができないような状態が続けば,家庭裁判所から解任される可能性もありますので,今の時点で,引き継いでもらえる候補者を探していただくか,又は裁判所から次の後見人が選任されるまでは後見人の職務を続けるということにして,後見人辞任許可の申立てをされることをお勧めします。
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